簡単に利用できるホームページ制作サービスをご紹介
更新日:2024.05.19
ホームページビルダーのようなホームページ制作ソフト・ツールを利用したホームページ制作が主流でしたが、最近ではネット上でホームページ制作ができるホームページ制作サービスが増えてきています。
ネット上で利用可能なホームページ制作はホームページ制作ツールよりも初心者向けに、扱いやすくなっているものが多いですね。
今回は初心者なども簡単に利用できるホームページ制作サービスについて、特徴などをご紹介していきます。
目次
1. 簡単に利用可能なホームページ制作サービス8選
簡単に利用可能なホームページ制作サービスとしては以下が挙げられます。
サービス名 | 無料利用可能ページ数 | 有料プラン |
---|---|---|
Bubble(バブル) | – | 29ドル~ |
webflow(ウェブフロー) | 100ページ | 12ドル~ |
STUDIO(スタジオ) | 無制限,月間10000PVまで | 980円~ |
Crayon(クレヨン) | 3ページ | 990円~ |
CLOUD LINE(クラウドライン) | 無制限 | 7700円~ |
Webnode(ウェブノード) | 無制限 | 広告なし |
BiNDup(バインド・アップ) | 無制限 | 2728円~ |
Googleサイト | 無制限 | 広告なし |
Ameba Ownd(アメーバ オウンド) | 10ページ | 960円~ |
各サービスで無料利用可能なページ数が決まっていることが多く、サービスによっては広告表示がデフォルトで非表示は有料プランとなっていたりします。
ここからは、上記の簡単に利用可能なホームページ制作サービスについて、詳しい情報をお伝えしていきます。
1-1. Bubble(バブル)
HTMLやCSSといったコードを一切使わずにホームページ制作を行うことができるホームページ制作サービスが「Bubble(バブル)」です。
実際にはWebアプリケーション開発サービスなのですが、開発したアプリケーションを組み込んでいくことでホームページの制作ができます。
コードは一切使わず制作できますが、機能が高度でプログラミング思考や知識がある程度は必要になる点に注意が必要です。
1-2. webflow(ウェブフロー)
プロ利用ツールと同等レベルの機能を使って高度なホームページ制作を行えるホームページ制作サービスが「webflow(ウェブフロー)」です。
豊富でおしゃれなテンプレートから好きなものを選んでホームページ制作ができ、完成したものをHTML・CSS変換して書き出しができるので、WordPressなどでオリジナルテーマとして制作することなども可能です。
搭載されている機能が基本的に高度なものであるため、ホームページ制作初心者には少し手が出しにくいといった点があります。
1-3. STUDIO(スタジオ)
オリジナルデザインのホームページ制作ができるサービスは海外のものが多いですが、国内サービスでオリジナルデザインのホームページ制作ができるのが「STUDIO(スタジオ)」です。
プロが利用しているものと遜色のないツールを使って、スマホなどにも対応できるレスポンシブデザインのホームページ制作を行うことが可能です。
ホームページのデザインに拘りたいといった人にとっては多機能で使いやすく感じますが、デザインへのこだわりがなく手軽に制作したい人にはあまり向いていないサービス内容になっています。
1-4. Crayon(クレヨン)
パソコンではなくスマホ・タブレットでホームページ制作を行うことができるサービスが「Crayon(クレヨン)」です。
ショッピングカートや営業日カレンダー・クーポンといったECサイトに必要な機能を搭載したホームページを、スマホ・タブレットで制作することができます。
無料利用可能ページが3ページなことと、スマホ・タブレット制作前提であるため出来上がったホームページがパソコンからだと見にくいといったデメリットがあります。
1-5. CLOUD LINE(クラウドライン)
ブログ・メールフォームに加えてスライドショー・カレンダー機能といった機能も基本機能として搭載されているホームページ制作サービスが「CLOUD LINE(クラウドライン)」です。
レスポンシブデザインで作られたテンプレを直感的に直接弄ってホームページ制作できるため、シンプルかつ簡単なホームページ制作ができます。
あまりスタイリッシュなデザインにできないことと、無料プランだと広告表示かつ独自ドメイン設置不可であるため、長期での利用にあまり向いていないというデメリットがあります。
1-6. Webnode(ウェブノード)
欧州の企業が運営しており、2008年からの運営歴の長さと使い勝手の良さが特徴的なホームページ制作サービスが「Webnode(ウェブノード)」です。
サービスは日本語化されているため日本人でも利用がしやすく、初めての方でも使いやすい機能が揃っていますし、有料でも最安378円での利用が可能です。
1ページごとの制作が前提で多数のページを一括公開ができなことと、文字色の変更ができないなどデザインのカスタム性能があまり高くないといったデメリットがあります。
1-7. BiNDup(バインド・アップ)
テンプレから文字や写真のブロックを組み替えるだけでホームページ制作ができ、HTML・CSSをイジってのカスタムも可能なホームページ制作が「BiNDup(バインド・アップ)」です。
レスポンシブデザインに対応したサイトを、業種・目的を選ぶだけで生成してくれるなど、お手軽にホームページ制作ができるといった特徴を持っています。
ただし無料での利用だと独自ドメインに加えてSSLにも対応しておらず、エントリーコースでも2年目からは月額528円かかるといったデメリットがあります。
1-8. Googleサイト
Googleアカウントを持っている人同士であれば共同での制作を行うことができるホームページ制作サービスが「Googleサイト」です。
GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートといったGoogleのサービスと同様にリアルタイムでの共同ホームページ制作が可能で、他Googleサービスとの連携も可能です。
テンプレが少ないのでデザイン・レイアウトのこだわったホームページ制作を行うのには向いていないといったデメリットがあります。
1-9. Ameba Ownd(アメーバ オウンド)
レスポンシブデザインだけではなくスマホ用個別ページ制作も可能で、美容室やポートフォリオといったジャンル別テンプレなども用意されているホームページ制作サービスが「Ameba Ownd(アメーバ オウンド)」です。
テンプレを選んだらあとはマウスを使ってパーツを組み合わせることでホームページ制作ができ、専用のURLを掲載すればインスタやFacebookと簡単に連携ができるなどの特徴があります。
拡張性があまり高くないため細部のカスタムができないことと、ドメインが専用ドメイン配下になってしまうといった点に注意が必要となります。
2. ホームページ制作サービスを選ぶポイント
ホームページ制作サービスを選ぶ際には下記がポイントになってきます。
- SEO対策可能か
- 搭載機能に必要なものがあるか
- 使いやすいか
SEO対策ができることや搭載機の必要なものがあるかどうか・使いやすいかといったことがポイントになってきますね。
以下ではホームページ制作サービスを選ぶポイントについて、詳しくお話を行っていきます。
2-1. SEO対策可能か
ホームページをネット上で公開するとどうしても気になるのがホームページへの集客で、集客がメインならばSEOは外せないです。
利用するホームページ制作サービスによってはSEOに関する情報がない人向けにSEOのガイドラインが設置されているので、事前に調べてそちらを選ぶのがおすすめです。
用意されているテンプレートがSEOを意識したものなのかどうか気になるなら、サポートに連絡して確認してみるのも良いですね。
2-2. 搭載機能に必要なものがあるか
サービスによってブログ・メディア運営に向いているものだったり、ECサイト・ネットショップ向けのものであったりします。
また顧客管理やデータ分析・ABテストといったマーケティング機能を搭載したサービスなどもあり、サービスごとに搭載機能がかなり違っています。
制作するホームページの目的をしっかりと明確化し、そのために必要な機能が揃っているか確認することが重要です。
2-3. 使いやすいか
簡単にホームページ制作ができるようにテンプレからデザイン設計が簡単にできるようになっているものが多いですが、ホームページ制作サービスによっては使いにくいものもあります。
管理画面が使いやすいことやプラグインの導入が簡単なこと、スマホ編集が可能かどうかなど、使いやすさもホームページ制作サービスを選ぶポイントになります。
制作途中で投げ出したりしないためにも、ホームページ制作サービスの使いやすさは確認しておく必要がありますね。
3. まとめ
今回は簡単に利用できるホームページ制作サービスに関してと選ぶポイントについてお話させていただきました。
テンプレから直感的な操作でカスタムして制作できるサービスが多いですが、中には本格的にカスタムできHTML・CSSとして書き出しまでできるものもあります。
本格的なカスタムができるものほどHTMLやCSSの知識やプログラミング思考が必要となってくるといった点に注意が必要となってきます。