ホームページ制作をスマホアプリで行うときの注意点とおすすめアプリを紹介
更新日:2024.05.19
スマホアプリでもホームページ制作ができるようになりましたが、PC版との違いについて理解している人は少ないのでしょうか。
同じホームページ制作ツールであっても、PC版とスマホアプリ版で機能が異なるケースも多いため注意が必要です。
本記事では、ホームページ制作をスマホアプリで行うときの注意点とおすすめのスマホアプリについて詳しく解説します。
目次
1. ホームページ制作をスマホアプリで行うときの注意点
ホームページ制作はスマホアプリでもできるようになりましたが、画面が小さいことやスペック的な問題から、やはりPC版に比べると機能が限られてしまうことがあります。
たとえば、WordPressでは文字カラーの変更や細かいデザインがスマホアプリでは使用できないため、スマホはライティング専用、細かいデザインはPC版というように使い分けることが必要です。
もちろん、スマホアプリでもコンテンツ作成〜投稿まで行うことができますが、クオリティの高いコンテンツを制作するためにはPCは必須と言えるでしょう。
2. ホームページ制作におすすめのスマホアプリ
ホームページ制作におすすめのスマホアプリは以下の表の通りです。
サービス名 | 料金 |
Wix(ウィックス) | 無料プランパーソナル:月額1,200円スモールビジネス:月額2,100円ビジネス:月額2,600円ビジネスプライム:月額12,000円 |
Jimdo(ジンドゥー) | 【AIビルダー】PLAYプラン:無料STARTプラン:月額990円GROWプラン:月額1,590円【クリエイター】FREE:無料PRO:月額1,200円BUSINESS:月額2,600円SEO PLUS:月額4,250円PLATINUM:月額5,330円 |
WordPress(ワードプレス) | 無料(レンタルサーバー利用時) |
Crayon(クレヨン) | フリープラン:無料ライトプラン:990円プロプラン:3,190円 |
BASE Creator(ベイス・クリエイター) | 販売時の決済手数料のみ● 決済手数料:3.6%+40円● サービス利用料:3% |
それぞれのスマホアプリについて、以下で詳しく紹介します。
2-1. Wix(ウィックス)
Wixは、ネットショップや企業サイト、ブログサイトなど、さまざまなホームページ制作に適した高機能なサービスです。
Wixはシンプルなサイト設計となっているため、スマホでも十分操作することができますが、動作が重くなってしまうという方が多いようですので、長時間の作業や急を要する顧客対応などはPC版で行うのが無難でしょう。
HP | https://ja.wix.com/ |
料金 | 無料プランパーソナル:月額1,200円スモールビジネス:月額2,100円ビジネス:月額2,600円ビジネスプライム:月額12,000円 |
独自ドメインの利用 | パーソナル(月額1,200円)以上のプランで利用可能 |
広告表示 | パーソナル(月額1,200円)以上のプランから非表示 |
2-2. Jimdo(ジンドゥー)
JimdoもWixと同様に豊富なテンプレートから直感的にホームページ制作ができるサービスです。
ナビに従うだけでAIがホームページを制作してくれる「AIビルダー」と、HTMLやCSSでのカスタマイズをすることのできる「クリエイター」の2種類の方法から選ぶことができます。
そのため、すぐにホームページを作りたい方やプログラミングの知識がない方は「AIビルダー」、自分好みにホームページをデザインしたいという方は「クリエイター」といったように、状況や目的に応じて制作方法を変えることができるのです。
jimdoのスマホアプリでは、フォントカラーやフォントサイズ、画像サイズの変更ができないこと、カラムコンテンツが使用できないこと、コンテンツURLを変更できないなど機能が限定されてしまうため、PC版との併用は欠かせないでしょう。
HP | https://www.jimdo.com/jp/ |
料金 | 【AIビルダー】PLAYプラン:無料STARTプラン:月額990円GROWプラン:月額1,590円【クリエイター】FREE:無料PRO:月額1,200円BUSINESS:月額2,600円SEO PLUS:月額4,250円PLATINUM:月額5,330円 |
独自ドメインの利用 | STARTプラン(月額990円)以上のプランで利用可能 |
広告表示 | STARTプラン(月額990円)以上のプランで非表示 |
2-3. WordPress(ワードプレス)
WordPressは世界でもっとも利用されているCMSです。
WordPress単体のサービスでもホームページを作ることはできますが、「エックスサーバー」や「ロリポップ」などのレンタルサーバーを契約し、レンタルサーバー内でWordPress設定をすることで作成します。
たとえば、エックスサーバーを利用してWordPressを立ち上げる場合、サーバーをレンタル(月額990円〜)した後に「WordPress 簡単インストール」から簡単にWordPressでホームページを解説することができます。
WordPressはスマホでも利用することができますが、ライティングを主とした使い方がメインとなるため、テキストカラーの変更やフォントの変更、細かいデザインなど、機能が限定されてしまうため、スマホアプリだけでの利用はおすすめできません。
HP | https://wordpress.com/ja/ |
料金 | 無料(レンタルサーバー利用時) |
独自ドメインの利用 | 可能(レンタルサーバー利用時) |
広告表示 | なし(レンタルサーバー利用時) |
2-4. Crayon(クレヨン)
Crayonは、スマホでのホームページ制作に特化したサービスです。
無料ながらECサイトの連携や予約管理システム、Googleマップとの連動など、一般的なホームページを作ることができます。
ただし、フリープランは公開ページが3ページまでとかなり限られているため、本格的に利用する場合は有料プランに移行する必要があります。
HP | https://crayon.e-shops.jp/ |
料金 | フリープラン:無料ライトプラン:990円プロプラン:3,190円 |
独自ドメインの利用 | 可能 |
広告表示 | ライトプラン(990円)以上で非表示 |
2-5.
2-6. BASE Creator(ベイス・クリエイター)
BASE Creatorでは、ネットショップ「BASE」にてECサイトを開設することができます。
スマホに特化したシンプルかつ簡単な操作をすることができるだけでなく、費用は販売した商品が売れたときのみに発生するため、もし商品が売れなかったら費用がかかることはありません。
ほかのホームページ制作アプリとは異なり、無料プランと有料プランによる機能の違いがないことは嬉しいポイントです。
HP | https://thebase.com/ |
料金 | 販売時の決済手数料のみ● 決済手数料:3.6%+40円● サービス利用料:3% |
独自ドメインの利用 | 可能 |
広告表示 | ライトプラン(990円)以上で非表示 |
3. まとめ
本記事では、ホームページ制作をスマホアプリで行うときの注意点とおすすめのスマホアプリについて詳しく解説しました。
スマホアプリでもホームページ制作できるようになりましたが、まだまだPCの操作のほうが優れているということが現状です。
そのため、ホームページ制作入門としてスマホアプリで作成するのはおすすめですが、本格的にホームページ制作するのであればPCを用意するのが無難でしょう。