【必見】AIを活用したおすすめホームページ制作ツールまとめ
更新日:2024.05.19
ChatGPTのブームもあり、身近なものとなってきたAIは、ホームページ制作ツールにも導入されてきています。
AIを活用したホームページ制作ツールによって、より手軽にホームページの制作を誰でも行えるようになってきています。
そこでこの記事ではAIを活用したおすすめのホームページ制作ツールの紹介と、メリット・デメリットまでお伝えいたします。
目次
1. AIを活用したおすすめホームページ制作ツール
AIを活用したおすすめホームページ制作ツールとしては以下のものになります。
ツール名 | 注目機能 |
---|---|
10Web | ・AI Webデザインツール ・AI活用SEOツール ・AI活用コンテンツライティング機能 |
Durable | ・在庫管理 ・サプライチェーン統合 ・カスタム見積りフォーム |
Wix | ・AIテキスト生成 ・チャットボット ・レイアウト変更 |
Gamma | ・モバイルフレンドリー ・一週間分の変更履歴保存 |
Appypie | ・サイト生成ツール ・画像生成ツール ・アプリビルダー |
Kleap | ・AIページビルダー ・アクセス解析 |
Hocoos | ・スタイルエディター ・ホスティング |
TeleportHQ | ・ChatGPT ・モックアップ解析 |
Wixのような有名サイトにもAI関係の機能をつかっての制作システムが導入されており、よりホームページ制作が行いやすくなってきていますね。また最近ではTeleportHQのようにChatGPTを導入しているようなホームページ制作ツールも注目されてきています。
1-1. 10Web
WordPressサイト制作・管理ツールが提供されており、AIを活用して新規ホームページ制作が行えるのが「10Web」です。
AIによるビジネス関連のいくつかの質問に返答するだけで、内容に対応したコンテンツ・画像を使ったホームページ制作が行えますし、制作後は内部のWordPressでいじることが可能です。
10Webを通して作ったホームページはデザイン性が高いのですが、AIサイト生成ツールの場合カスタマイズオプションに制限が入る点に注意が必要です。
1-2. Durable
ホームページ制作業界向けに製品カタログを始め在庫管理やサプライチェーン統合などのECサイト向け機能を多数提供しているのが「Durable」です。
「どんな種類のビジネスを構築中ですか?」や「ビジネスの名称は?」といった簡単な質問に答えていくことで、ホームページのレイアウト生成が行われます。
デザインカスタマイズも難しくなく、作り出されたセクションから気になるものにマウスオーバーして「作り直す」をクリックするだけであっという間に作り直しをしてもらえます。
1-3. Wix
通常のホームページ制作サイトであるWixにはWix ADIを始めとしたAIを活用したホームページデザインアシスト機能などが搭載されています。
デザインアシストをしてもらえるだけでなく、AIを使ったアクセス解析レポートなども可能で、サイト改善のために類似サイトとの比較などをしてもらえます。
基本的なホームページ制作サイトの機能を使った制作だけでなく、AI機能をフル活用したホームページ制作も行うことが可能です。
1-4. Gamma
ホームページ制作だけでなくプレゼンテーション用資料や文章の制作も可能な自動生成AIツールが「Gamma」です。
こちらは会話型のAIツールとなっており、チャットでデザイナーさんと会話するかのように自身のアイデアなどを伝えることでホームページの制作が行えます。
ただし、デザイン面での自由度が低めでAI側が提案するオプションから選ばないといけなかったり、書体の変更など詳細なところをいじることができないです。
1-5. Appypie
コーディング知識・技術無しでAIを活用してホームページやアプリの制作が行えるのが「Appypie」です。
Appypie内でしゃべりかけるような感じに制作したいものを説明すれば、AI側でホームページをデザイン・制作してもらえます。
単純な単語で制作者側の意図を汲んでのホームページ制作が可能となっており、制作したいホームページを2,3の文章説明で作れるだけでなく、微調整などをあとから行うことも可能です。
1-6. Kleap
モバイルファーストのモバイル版デザインを基本にデスクトップ・タブレット版のホームページ制作までしてくれるのが「Kleap」です。
制作者側からの入力内容を元にモバイル・デスクトップ・タブレットそれぞれの媒体に対応したホームページを制作してもらえるだけでなく、ビジュアルエディタで修正もできます。
ターゲット層をEコーマス事業としているため、ランディングページを即生成できるといった点も特徴になっています。
1-7. Hocoos
簡易的な質問の返答からニーズに合ったホームページ制作を行ってくれるのが「Hocoos」です。
10分で行えるホームページ制作ではホームページの色やフォントの指定と共に、画像・テキストの生成をお任せで行えます。
無料・プレミアムの2種類のプランがあり、カスタムドメインや決済代行といった機能を利用したいならプレミアムプランになります。
1-8. TeleportHQ
オリジナルのワイヤーフレームAI機能を駆使して制作したワイヤーフレームデザインを直でプログラムにアップロードできるのが「TeleportHQ」です。
AIによって生成されたワイヤーフレームをテンプレートへと変換できるだけでなく、カスタムHTML・CSSコードを自由に追加して細かな調整ができます。
特にプロのデザイナーさんなんかが利用しやすいようなAI機能を搭載しており、よりクリエイティブなホームページ制作が行えます。
2. AI活用ホームページ制作のメリット
AIを活用したホームページ制作のメリットとしては以下のものがあげられます。
- 短時間制作が可能
- SEO対策への対応が可能
- 専用ツールで行動分析が可能
短時間での制作やSEO対策への対応・専用ツールでの行動分析といったことが可能です。
ここからは、上記のAIを活用したホームページ制作のメリットについて、事細かにご説明させていただきます。
2-1. 短時間制作が可能
本来はHTML・CSSコーディングの知識や技術を使ってある程度時間がかかってしまうホームページ制作を、AIによって短時間で行うことができます。
ホームページ制作専用のAIでなくても、「◯◯のHTMLとCSSの制作」をお願いするだけで、コードの提案をしてもらえます。
テキストの大きさや色に関してや背景などの細かい指定などもでき、自身でコーディングをしていく手間が無いです。
2-2. SEO対策への対応が可能
ホームページにはつきものとなってくるのがSEOで、AIではSEO対策に関しての対応を行ってもらえます。
AIでの完全対策はできませんが、キーワードの洗い出し・アイデアの要求などでSEO対策を補助してもらうことが可能です。
個人でやるには知識とともにそれなりの作業量にもなるSEO対策を、AIがある程度補助してくれることでよりやりやすくなります。
2-3. 専用ツールで行動分析が可能
GoogleAnalyticsなどを導入することでユーザーの行動分析ができますが、AIを活用すれば自動での分析ができます。
活用するAIツールによっては行動分析だけではなく、改善内容の提案などのアシストまでしてもらえますね。
自分で気が付かなかったようなことでも、AIの行動分析によって改善点より明確化することが可能です。
3. AI活用ホームページ制作のデメリット
AIを活用したホームページ制作のデメリットは以下になります。
- オリジナルティを出しにくい
- メッセージ性を持たせにくい
- 典型的なデザインになりやすい
オリジナルティやメッセージ性を持たせにくいことや典型的なデザインになりやすいことが挙げられます。
下記では上記のAIを活用したホームページ制作のデメリットに関して、詳細な情報を掲載していきます。
3-1. オリジナリティを出しにくい
AIでホームページ制作を行う場合、デザインや文章がどうしても典型的なものになってしまうので、ホームページのオリジナリティが出しにくいです。
デザインや文章にオリジナリティが無いと他サイトとの差別化ができず、更にSEO面でも評価されない可能性が高いです。
ホームページ制作をAIだけに任せるのではなく、個人である程度の修正などを行いオリジナルティを出していったほうが良いです。
3-2. メッセージ性を持たせにくい
人間のように感情があるわけではないAIでの制作であるため、デザイン・文章にメッセージ性を持たせにくいです。
機械的な文章になってしまうだけでなく、デザインに関してもメッセージ性のあるもにはなかなかなりにくいですね。
こういったメッセージ性をホームページに持たせるためには、どうしても人間が0から制作を行っていく必要があります。
3-3. 典型的なデザインになりやすい
メッセージ性やオリジナリティが出せる人間によるデザインと比較すると、AIのデザインは典型的なものになりやすいです。
画像の認識・生成ならば長けているものの、グラフィックやホームページのデザインとなるとデザイナーの方に任せる他ないです。
典型的で簡単なホームページ制作ならAIで問題ないですが、本格的なホームページならば人間の手で行っていく必要がありますね。
4. まとめ
今回はAIを活用したホームページ制作ツールの紹介とメリット・デメリットについてお話しました。
チャットを使ってAIに内容を伝えることで、HTMLやCSSの知識なしでもホームページ制作を行うことは可能です。
ただし、AIの特性上典型的なデザインになりがちなので、簡易的なものはできても本格的なホームページ制作は結局人の手になってしまいますね。