【必見】ホームページ制作をフリーランスに依頼する場合の注意点・制作料金を徹底解説!
更新日:2024.05.22
ホームページ制作について、このような悩みはありませんか?
「ホームページ制作の一般的な費用相場は?」
「個人・フリーランスに依頼するとコストを抑えられる?」
「どうやって個人・フリーランスを探すの?」
最近では企業名で検索したときに企業ホームページがヒットしないだけで”信頼できない企業”と判断されることも多いほど、企業にとってホームページは重要なものです。
しかし、ホームページ制作は高額になることも多く、個人やフリーランスに依頼してコストを抑えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、「個人・フリーランスに依頼すること=費用を抑えられる」ではないケースもあるため、総合的な方法から個人・フリーランスにホームページ制作の依頼をするかどうかを検討することが大切です。
そこで本記事では、ホームページ制作を個人(フリーランス)に依頼する費用相場について詳しく解説します。
目次
- 1. ホームページ制作をフリーランスに依頼して大丈夫なのか?
- 1-1. 大手制作会社に任せる場合の安心感
- 1-2. しっかり見極めればフリーランスも選択肢に
- 1-3. フリーランスのスキルを確認しておこう
- 2. ホームページ制作を依頼する一般的な費用相場
- 2-1. テンプレートを使用したホームページ制作の費用相場
- 2-2. WordPressのテンプレートを使用したホームページ制作の費用相場
- 2-3. オリジナルでのホームページ制作の費用相場
- 2-4. CMS構築をともなうホームページ制作の費用相場
- 3. ホームページ制作は依頼先によっても費用相場は大きく変化する
- 4. ホームページ制作を個人(フリーランス)に依頼する費用相場
- 4-1. 個人(フリーランス)の実績によっても費用相場は異なる
- 5. ホームページ制作を依頼できる個人(フリーランス)を探す方法
- 5-1. 1.クラウドソーシング
- 5-2. 2.スキルマーケット
- 5-3. 3.SNS
- 5-4. 4.ブログ
- 5-5. 5.知り合い
- 6. フリーランスの制作料金が安い理由
- 6-1. フリーランスは人件費や家賃等の負担が安い
- 6-2. フリーランスはまだ実績が少ないから
- 7. フリーランスにもデメリットはある
- 7-1. 人を選べないので相性の問題が起こり得る
- 7-2. そもそも探しづらい
- 8. 質の高いフリーランスを選ぶコツ
- 8-1. 費用を抑えるコツ
- 9. まとめ
1. ホームページ制作をフリーランスに依頼して大丈夫なのか?
「ホームページ制作をフリーランスに任せていいのか?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。確かにホームページ制作に大きな予算があれば大手制作会社に任せるのがベストですが、予算が限られている中ではフリーランスを活用する場面も出てくるでしょう。フリーランスと言ってもその質は様々。腕利きのフリーランスに出会うためのポイントを詳しく見ていきましょう。
1-1. 大手制作会社に任せる場合の安心感
ホームページ制作を大手制作会社に任せる場合、一定程度の質が担保されるという安心感があるかと思います。日々数多くの専門スタッフによって、数多くのホームページ制作を受注しているわけですから、どんな事にも対応してもらえる可能性が高いと言えます。
1-2. しっかり見極めればフリーランスも選択肢に
その点、フリーランスに任せる場合は新人なども含まれている可能性がありますので、ホームページ制作において重視している事が対応できるのか、しっかり目利きをして見極める必要があります。
1-3. フリーランスのスキルを確認しておこう
ホームページ制作には、要件定義・デザイン・コーディング (html, css)・システム構築 (Javascript,PHP,python,Java)・運用保守など多岐にわたるスキルが必要です。それぞれのフリーランスには得意不得意のスキルがありますので、事前にスキルチェックを行なっておきましょう。
- 要件がきちんと定義できるか
- デザインが可能であるか
- コーディングスキルがあるかどうか
- システム構築できる技術力があるか
- 運用保守に関しても担当してもらえるか
- 外注するのであれば、どの部分を外注するのか
2. ホームページ制作を依頼する一般的な費用相場
では具体的なホームページ制作費用はどうなるでしょうか。ホームページ制作の料金表相場を、フリーランス、中小、大手ホームページ制作会社に分け比較しました。制作相場を重視するのであれば、フリーランスに依頼した方がより安いホームページ制作費用で済む場合が多く、これは大きなメリットと言えそうです。
制作費用 | |
フリーランス | 10万円~20万円 |
中小制作会社 | 30万円~100万円 |
大手制作会社 | 100万円~300万円 |
又、ホームページ制作は初期費用だけではなく、その後発生する月額のサポート費用についてよく検討する必要があります。ホームページ制作会社に依頼する場合は、フリーランスよりも集客オプションに力を入れており、内容により月数万円~数十万円と料金表にかなり幅があります。
【中小・大手制作会社】 | ビジネスプラン | スタンダードプラン | ライトプラン |
保守・更新(月1回) | 〇 | 〇 | 〇 |
集客レポート | 〇 | 〇 | 〇 |
簡単な集客対策 | 〇 | 〇 | 〇 |
集客対策 | 〇 | 〇 | × |
本格的な集客対策 | 〇 | × | × |
月額料金 | 20万円~ | 2万円~5万円 | 1万円~2万円 |
ひとことで「ホームページ制作」と言っても、依頼作や機能などが大きく異なるため、ホームページ制作全体としての明確な費用相場は無いと言ってもいいでしょう。
とはいえ、ホームページ制作の目的が明確になっている場合は費用相場も分かりやすくなります。
ここでは、以下の目的に対する費用相場について詳しく解説します。
- テンプレート使用
- WordPressで制作
- 完全オリジナル
- CMS構築
それでは、それぞれの費用相場について見ていきましょう。
2-1. テンプレートを使用したホームページ制作の費用相場
テンプレートを使用したホームページ制作の費用相場は10万円ほどです。
制作会社が用意するテンプレートを使用するため、独自性を出すことや希望通りのデザインにすることが難しい一面もありますが、コストを抑えることができます。
2-2. WordPressのテンプレートを使用したホームページ制作の費用相場
WordPressのテンプレートを使用したホームページ制作の費用相場は3万円〜5万円ほどです。
WordPress上には「テーマ」と呼ばれるテンプレートが数多く用意されているため、テーマを用いてホームページ制作することでかなりコストを抑えることができます。
ただし、WordPressでは有料テーマを使用する場合が多いため、別途テーマの月額料金や買い切り料金が発生します。
2-3. オリジナルでのホームページ制作の費用相場
オリジナルでのホームページ制作の費用相場は15万円〜50万円ほどです。
ホームページのイメージや機能面が具体的に決まっている場合はオリジナルで制作することが多いですが、それだけ費用がかかります。
2-4. CMS構築をともなうホームページ制作の費用相場
CMS構築をともなうホームページ制作の費用相場は100万円ほどです。
CMSなどの(コンテンツ・マネジメント・システム)独自のシステムを導入する場合は費用が高くなる傾向にあります。
3. ホームページ制作は依頼先によっても費用相場は大きく変化する
ここまでお伝えしたホームページ制作にかかる費用相場は、あくまで市場全体の費用相場となります。
ホームページ制作の依頼を引き受けているのは、ホームページ制作会社だけではなく、個人やフリーランスも依頼を引き受けており、個人やフリーランスのほうが同じ作業でも費用が安くなることが多いです。
また、ホームページ制作会社についても有名な会社よりも小中企業のほうが費用が安くなることが一般的です。
4. ホームページ制作を個人(フリーランス)に依頼する費用相場
ホームページ制作を個人(フリーランス)に依頼する費用相場は10万円ほどです。
先ほどもお伝えした通り、ホームページ制作の内容によっても費用相場は異なりますが、名刺代わりとなるホームページやパンフレットのような簡単なホームページは10万円以内で制作してくれる場合も多いです。
WordPressのテーマを使用したホームページの場合は5万円以内の予算で引き受けてくれるケースもあります。
4-1. 個人(フリーランス)の実績によっても費用相場は異なる
ホームページ制作会社に依頼するよりもフリーランスに依頼したほうがコストは抑えられますが、個人・フリーランスの中でも実績によって費用は大きく異なります。
たとえば、以前はホームページ制作会社に勤務していて独立したという実績豊富な経歴を持つフリーランスの場合は、ホームページ制作会社同等の費用になることも多いですが、独学で勉強したり、専門学生などの実績がないフリーランスは相場よりもかなり安く引き受けてくれることも多いです。
このように、フリーランスの実績によっても費用が異なるということを抑えておきましょう。
5. ホームページ制作を依頼できる個人(フリーランス)を探す方法
ホームページ制作を依頼できる個人(フリーランス)を探す方法には以下のような方法があります。
- クラウドソーシング
- スキルマーケット
- SNS
- ブログ
- 知り合い
それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。
5-1. 1.クラウドソーシング
「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングでホームページ制作を個人に依頼することができます。
実績やサービス内の相場によっても費用が変動しますが、多くのフリーランスが登録しているため、検討しやすいでしょう。
5-2. 2.スキルマーケット
「ココナラ」や「SKILL MARKETS」などのスキルマーケットでは、ホームページ制作が人気の高いジャンルです。
スキルマーケットはクラウドソーシングに比べると、駆け出しのフリーランスも多い印象を受けるため、格安でホームページ制作を依頼できることもあります。
ただし、費用だけで選んでしまうと希望のホームページを制作できる技術を持っていない可能性もあるため、しっかりと擦り合わせを行ってから依頼することが大切です。
5-3. 3.SNS
「X(旧Twitter)」や「Instagram」、「TikTok」などのSNSではホームページ制作の依頼を募集している人もいます。
DM(ダイレクトメッセージ)内でのやり取りで完結できるため手軽に感じるかもしれませんが、トラブルになることも多いため、しっかりと信頼できる人に依頼することや契約書を作成するなどが必要です。
5-4. 4.ブログ
個人ブロガーの中にはホームページ制作の依頼を引き受けている人もいます。
ブログ自体がポートフォリオとなるため、具体的なイメージを持って依頼することができますが、候補を探すのが難しい一面もあります。
5-5. 5.知り合い
知り合いや知り合いの知り合いにホームページ制作できる人がいる場合は安心して依頼できるでしょう。
ビジネスチックになり過ぎない雰囲気が好きな方にもオススメです。
6. フリーランスの制作料金が安い理由
技術力の高いフリーランスであっても、大手制作会社に依頼するよりもはるかに安く仕事を引き受けてくれることがあります。フリーランスが制作会社よりも安く案件を引き受けることができる理由を詳しく見ていきましょう。
6-1. フリーランスは人件費や家賃等の負担が安い
フリーランスは基本一人、多くとも数人で仕事を受けますので、ホームページ制作会社に比べ人が少なく、大きな事務所を構える必要もありません。よって人件費や家賃等の固定費が少なく、利益が出やすい体質と言えます。フリーランスは、ホームページ制作会社に比べて安い金額で仕事を受けたとしてもしっかりと利益が出せるのです。
6-2. フリーランスはまだ実績が少ないから
ホームページ制作会社であれば、以前に他のメンバーが手掛けてきた仕事を会社の実績としてアピールする事が出来ます。例え今は在籍していない社員の仕事であっても、そのノウハウは社内に受け継がれているはずで、新人であっても安心して仕事を受注する事が出来ます。
一方で、フリーランスの場合はそうはいきません。自ら担当してきた仕事のみしか実績として公開することができず、また過去に関わった取引先も限られているため仕事を探すという点で苦労します。実績が少ないフリーランスは、少し安くしてでもホームページ制作の仕事を引き受け、実力で信頼を勝ち取っていくしかないのです。
こういった背景を考慮すると、長年フリーランスを続けていくというのは非常に技術力が求められることだと言えます。実績が豊富なフリーランスは、仕事の質が高く、納品クオリティも期待できると考えてよいでしょう。仕事を継続的に続けていくためにも、納期を柔軟に調整したり、様々な要望にも柔軟な対応をしてくれたりする点は大きなメリットと言えます。
7. フリーランスにもデメリットはある
実績の豊富なフリーランスを選べば、安い、早い、質が高いと非常に大きな恩恵を受けることができます。しかし良いこと尽くめに聞こえるフリーランスのホームページ制作にもデメリットがあることを考慮しておきましょう。
7-1. 人を選べないので相性の問題が起こり得る
フリーランスは基本一人でやっていますので、途中でなんだか馬が合わないなと感じても、ホームページ制作を他の方に変わってもらうという選択肢はありません。初めから自分に合うフリーランスかどうかを慎重に選ぶ必要があります。
7-2. そもそも探しづらい
ホームページ制作の仕事であれば、フリーランスを探すことは難しくありませんが、担当する方が分かるが故に「自分に合ったフリーランスを探す」という難しさがあり、これはデメリットと言えるかもしれません。
8. 質の高いフリーランスを選ぶコツ
いざ質の高いフリーランスを探そうとしても、「質が高い」の意味合いは様々です。ウェブデザインが得意な方やSEOに強いホームページ制作が得意な方、自分が思いつかないようなアイディアを提案してくれる方等がよくある「質が高い」イメージでしょうか。皆様々なアピールポイントがあり、迷ってしまうかもしれません。
一番重要なのは、皆さんが求めている最も重要なポイントの達成能力が高いかどうかです。ホームページ制作会社に頼むのとは違い、フリーランスは基本一人でやっていますから、全ての能力に高いレベルを期待する事は出来ません。皆さんが求める最も重要なポイントの能力が高いかを知る為に、まずは自分が求める一番の目的を明確化しておきましょう。
8-1. 費用を抑えるコツ
質の高い人もいいけどとにかく費用を抑えたい、そんな方には以下のような方法を実践してみるのもおすすめです。
1)初期のページ数を最小限にする
2)テンプレを使用
3)WordPress等のCMSを使い自社更新
の3点で費用が抑えられる可能性があります。
1) 初期のページ数は最小限にしつつ、その後の自社更新で少しずつページ数を増やせば費用が抑えられる可能性があります。ホームページ制作初期の作業負担を減らすことで費用を抑えることが出来ないか、フリーランスの方に相談してみましょう。
2) テンプレを使用する事で作業負担を減らし費用が抑えられる可能性があります。テンプレが悪のように主張する業者もいますが、テンプレを使っても質の高いホームページ制作は出来ます。テンプレではだめなのか、もう一度検討しましょう。
3) 最後にWordPress等のCMSでホームページ制作を依頼し、その後は自社更新をする事で、費用を抑えられる可能性があります。これは初期費用だけではなく、月額費用も抑える効果があります。WordPress等のCMSは、ホームページ管理をやったことがない人でも意外と簡単なので、一度フリーランスの方にも相談してみると良いでしょう。
9. まとめ
本記事では、ホームページ制作を個人(フリーランス)に依頼する費用相場について詳しく解説しました。
ホームページ制作は依頼作によっても費用が異なり、個人・フリーランスに依頼することでコストを抑えることができます。
しかし、”企業の顔”となるホームページはしっかりとコストをかける部分となるため、費用だけで決めるのではなく、企業の顔として満足できるようなホームページの制作を依頼しましょう。
ぜひ本記事を参考にして、ホームページ制作の費用感について抑えてみてください。