【担当者必見】ホームページ制作の見積もり項目例と注意点まとめ!
更新日:2024.05.19
ホームページを外注で制作依頼する場合、制作会社ごとに見積もりをしてもらうことが可能です。
実際に数社に見積もりをしてもらいその中から良さそうな会社を選ぶわけですが、項目内容がわかってないと困りますよね。
そこでこの記事内ではホームページ制作の見積もり項目例と確認時の注意点について、より詳しくお教えしていきます。
目次
1. ホームページ制作の見積もり項目例
ホームページ制作の見積もり項目例は以下のようになっています。
- ディレクション費用
- 設計費用
- デザイン費用
- 企画・プランニング費用
- 環境構築費用
- コーディング費用
- 素材費用
- SEO対策費用
- 保守・管理費用
ディレクション費用を始め設計費用やデザイン費用・企画、プランニング費用・環境構築費用など様々な項目があります。
以下では上記のホームページ制作の見積もり項目例に関して、順々にお話させていただきます。
1-1. ディレクション費用
複数の工程によって行われるホームページ制作は進行を管理するための「Webディレクター」が必要となり、そのための費用になります。
仕事内容としては依頼主に対するヒアリングを始め、企画提案や見積書提出・コンテンツ品質確認・スケジュール管理といったものになります。
このディレクション費用は依頼の規模に比例するようになっていて、金額はホームページ制作費用全体から10%ぐらいになります。
1-2. 設計費用
ホームページの仕様を設計する際に必要な費用で、こちらの設計を元にデザインやコンテンツ制作を行うことになります。
ディレクトリマップやサイトマップといったホームページ用の構成資料を使い、必要となるページの数や掲載する内容をざっくりと決めます。
この時点で「WordPressなどのCMSを使って作る」などホームページ制作の方法に関しても決めていくことになります。
1-3. デザイン費用
ホームページのデザインに関連した費用で、金額は1ページの料金か工数で出るようになっています。
1ページの料金で出す場合はページ別で料金が変化するようになっていて、特にトップページが一番高くなるようになっています。
工数の場合はWebデザイナー自体の人件費と作業予定の日数をかけ合わせたものとなり、デザイナーごとの金額や人数と予定日数で変動していきます。
1-4. 企画・プランニング費用
ホームページ全体での企画を作っていくための費用となるのが企画・プランニング費用になります。
制作する目的を始め、テーマや目標・ターゲット・コンセプトなどを制作会社側と依頼主側で話し合いながら決めていきます。
依頼主側である程度こういった内容を明確にしておけば、話し合いそのものがスムーズに進み、早めに次の段階へと進むことができます。
1-5. 環境構築費用
制作したホームページをネット上に公開していくための環境を作っていくのに必要となる費用になります。
サーバー・ドメインやSSLの設定、WordPressなどのCMSインストールや初期設定といった内容が含まれてきます。
いずれの内容も制作したホームページをネット上で公開するために必要なものになっていますね。
1-6. コーディング費用
HTML・CSS・JavaScriptといった言語によるコードを記述して、実際にホームページをコーディングするための費用となります。
単純なテキスト・画像でホームページの制作は行うことができず、きちんとデザインしたホームページを制作するためにコーディングは必須となります。
デザイン費用の時と同じで、費用の算出は1ページごとの価格または工数で行うことになります。
1-7. 素材費用
ホームページ制作側に写真・イラスト・動画などの素材を用意してもらう場合はこちらの費用がかかってきます。
自社商品をプロに撮影してもらったり、必要ならモデル・ヘアメイクの手配を行うなど、人件費的なものも含まれてきます。
こだわりがあるならお金を掛けて各分野のプロに依頼するのもありですが、そこまでこだわりが無いならフリーのもので代行して費用を抑えることが可能です。
1-8. SEO対策費用
目的に集客があるのならば、SEOに強いホームページを制作する必要があり、そういった場合のSEO対策に使われる費用となります。
特にこちらの費用で行うのはSEOの内部対策で、制作段階でSEOに向けた対策を行ってもらいます。
具体的にはタイトルに対策キーワードを入れてもらったり、内部でのリンク最適化やURL正規化・モバイルフレンドリーといったものになります。
1-9. 保守・管理費用
ホームページの公開を行ったあとホームページのサポート・メンテナンスを依頼する場合、こちらの費用がかかってきます。
WordPressなどのCMSをバージョンアップさせたり、ホームページ内のバグへの対応・ページの更新、追加といった内容になります。
こちらはこれまでの制作のための費用とは違い、長期的に行うものであるため料金は月額制になっていることが多いです。
2. ホームページ制作見積もり確認時の注意点
ホームページ制作見積もり確認時の注意点としては以下になります。
- 項目の意味がわからないものを放置しない
- 備考欄をちゃんと読む
- 納期の記載有無を確認する
項目の意味がわからないものを放置しないことや備考欄をちゃんと読むこと・納期の記載有無を確認するといったことになります。
ここからは、上記のホームページ制作見積もり確認時の注意点に関して詳細な情報を記載していきます。
2-1. 項目の意味がわからないものを放置しない
特にホームページ制作を初めて依頼する場合、見積もりの内容を確認してもわからないことが多数出てきます。
項目の意味がわからないものは勿論、備考欄などを読んでよくわからない単語などもその都度制作会社に質問して放置しないようにしたほうが良いです。
ちゃんとしたホームページ制作会社なら質問にちゃんと答えてくれますし、返答の態度などで制作会社側がどういった感じなのかも図れます。
2-2. 備考欄をちゃんと読む
見積の内容は項目の部分だけではなく、備考欄もちゃんと読んで確認しておいたほうが良いです。
欄がそこまで広くないため小さい文字で条件などが書き連ねられていたりすることがよくあります。
項目よりも備考欄のほうが重要なことが記載されていることも多々あるので、しっかりと目を通しておきましょう。
2-3. 納期の記載有無を確認する
見積もりの内容にはちゃんと納期が記載されているのかどうかも確認しておく必要があります。
こういったホームページの制作では何らかの理由で納期が延びてしまうことも少なくはないです。
「絶対にこの日までには公開した」などのデッドラインがあるのなら、契約する前にちゃんと伝えておいたほうが良いです。
3. まとめ
今回はホームページ制作の見積もり項目例と確認時の注意点について、詳しいお話をしていきました。
各項目がどのようなための費用となっているかなどは予習しておいたほうが、制作などもスムーズに進めることができておすすめです。
また見積の内容を確認する場合は備考欄など細かい点も見ていくように心がけておきましょう。